俺のギター部屋ブログ
ギター購入希望の生徒さんに付き添う
先週、先々週は、立て続けに4名の生徒さんのギター購入に付き添いました。(ホームページ「レッスンの特長」の【マイギターサポート】にあたるサービスです)
場所は渋谷の某・大手楽器店。私はギター選びの目利きとは言えませんが、生徒さんのギター購入には出来るだけ楽器店まで付き添うことにしています。
初心者がギターを購入する場合、以下のようなことに注意するといいかもしれません。
1.あらかじめ予算を決めその枠を超えないようにします。(初心者は¥30,000~¥50,000位のギターが良いと思います)
2.予算内で店員さんが勧めるギターを2、3本出してもらいます。
3.出してもらったギターを1本ずつ抱えてみて、形、色、大きさ、重さ、などを比べます。
4.店員さんに鏡をお願いしどのギターを抱えている自分がかっこいいかをチェックします。
5.店員さんに1本ずつチューニングしてもらい、コードをひとつ鳴らしてギターの音を聴き比べてみます。
6.「4」と「5」で気に入ったギターを1本選び「弦高」を店員さんに尋ね、標準より高ければ低めに調整してもらいます。
上記のようなことが私が考えるギター選びのコツですが、同行してお役にたてるのは「5」と「6」と購入時のサービスをお店にお願いすることです。仕事として付き添うわけではないので毎回いただく報酬は生徒さんの笑顔です。
私が初めてギターを買ったのは16歳のときで、長崎市の楽器店の小さなウインドウに飾ってあった¥35,000のギターでした。
「K.Country No.D-350」という型のその国産ギターはいまギター部屋にあり、MartinやGibsonのヴィンテージギターと同様に生徒さんがレッスンに使っています。音の伸びや鳴りがきれいなので弾いた方のほとんどが高価なヴィンテージギターだと勘違いします。
購入して40年以上も過ぎ古く傷だらけになりましたが、D-350はいまだに良い音で音楽を奏でてくれます。これから何十年か過ぎたあともD-350のようにいい音で鳴り続けるようなギターを、生徒さんに購入してもらいたいといつも思っています。