Martin oo-21 NYというアメリカ製の古いギターが俺のギター部屋に置いてあります。

ギター部屋では、ギターをお持ちでない生徒さんのレッスンにこのギターも貸し出しています。

その後、ご自分のギターを購入する時に「先生みたいなあんなギターが欲しい」とおっしゃる生徒さんがこれまで何人もいらっしゃったので、同じようなニューヨーカータイプの小ぶりのギターを選んでさしあげたことがあります。

12フレットで、クラシックギターとほぼ同じ小ぶりなサイズで、それでいて握りやすい細身のネックのこのギターは、本当は男の私が持つより、小柄な女性が抱えた時の方が見た目のバランスが取れてかっこよく絵になります。

前にも書きましたがヴィンテージギターの定義は楽器商により異なるのでなんともいえません。

このギターは1961年から65年までの5年間に906本しか生産されなかったうちの1964年製の1本です。

パーツもすべてオリジナルなので、一部のヴィンテージギターのマニアの方には興味を持っていただけるギターかもしれません。

ギター部屋では出来るだけ多くの生徒さんにこのギターを弾いていただきたいと思っています。