俺のギター部屋は6月30日（日）小田急沿線にある某音楽スタジオで『第十一回 生徒様交流会』を開催しました。

2014年6月から始めた生徒様交流会も今回で11回目となりました。

皆様ギター部屋に入会された目的は様々ですが、今回は「今イギリスで暮らしている息子のお嫁さんがピアノを演奏するので、いつか帰国したとき一緒に演奏がしたい」とおっしゃる78歳の生徒様をはじめ5名の方が初参加でした。ギターは学生時代に弾いていた方や入会にあたりトライされた方などいろいろです。

俺のギター部屋の生徒様交流会は特別なゲストを招いて開催する場合を除き演奏される生徒様以外のお客様をお呼びすることはありません。それは交流会が生徒様の演奏を第三者に披歴する場ではなく、半年間の練習の成果を生徒様自身が確認する場にしたいと思っているからです。

そして私にとっての生徒様交流会はギターを教え続けていく責任を痛感させられる場です。なぜなら私が半年かけて生徒様それぞれに教えた演奏技術を、生徒様それぞれが努力して習得し、私に聴かせてくださる感動の時間でもあるからです。

今回二度目の参加となった三線（沖縄三味線）の弾き手でもある生徒様は、演奏前の自己紹介のとき「ギターは奥が深く弾けば弾くほど楽しくなります」とおっしゃっていたのがとても印象的でした。また今回初めての試みであった参加者全員での合奏と合唱もとても上手くいきました。

今回の交流会もいつもと同じように生徒様がたくさんの差し入れを持ち寄ってくださり、終了後は都合のつく生徒様で恒例の「飲み会」もあり、終始なごやかで笑いの絶えない時間を夜遅くまで過ごしました。

十一回を数えた今回の生徒様交流会も生徒様にとってかけがえのない想い出の場になれば幸甚です。