俺のギター部屋ブログ
自分らしく歌うために必要なこと
ギターの弾き語りをするための課題はふたつです。ひとつはギターを弾くこと、もうひとつは歌を歌うことです。
当教室の「歌えるコース」(※)では、練習曲が決まったらギターの弾き方をご指導する前に生徒さんの音域(キー)を確認します。
市販の楽譜はボーカルトレーニングをじゅうぶんに積んだプロ歌手のオリジナルキーで作成されているので、歌うことを職業としていない一般の方には少しキーが高く歌いにくい場合が多いからです。
人は誰もがべつべつの音域の中に自分の一番きれいな声を持っています。そして弾き語りをする時のギターは自分の歌を演出するための道具で、ギター部屋ではそれを指導していきます。
自分らしく歌うためにまず必要なこととは「どんな歌でもまず自分のキーで歌うこと」です。
“想い出の隣には、いつだって、歌がある”
1980年代に、作詞家の喜多條忠(きたじょうまこと)氏が、色紙や著書のサインに好んで書いていた言葉です。
ギター部屋では今日も生徒さんが、思い思いのキーでギターを弾きながら想い出の歌をくちずさんでいます。
注)※「歌えるコース」は、当教室の「アコースティックギターを楽しみつくす3つのコース」の中のひとつです。