入会されてまだ日が浅い生徒さんとの会話の中に、「私達（中高年）はもうあんまり先がないから、本当はギターの基礎なんてものより、好きな曲をひとつかふたつ弾けるようになりたいんです」という言葉がありました。

ジャズが好きだというその生徒さんが持参した「酒とバラの日々」の楽譜を前にして、

「こういうのはまだ私には早いでしょう？」

「いえいえ我々中高年には早いも遅いも関係ありません、それに最初はどうせ何をやってもむずかしいのです」

「じゃあこれをたのもうかしら」

「よろこんで」

まるで居酒屋でのおつまみの注文のようですが、ギターを始めて数ケ月が過ぎただけの主婦が、ジャズのスタンダードを、12フレットのフォークギターで練習してはいけない理由はどこにもないのです。

当教室では、初心者のお客様にも楽しんでレッスンを受けていただけるように、レッスン方法を工夫しています。

長期でギターレッスンを受けたい方はもちろん、短期の方でも好きな曲から始めていただけます。