俺のギター部屋ブログ
生徒様の作品あれこれ
翻訳の戯曲集が出版されたり、オリジナル曲のCDを制作されたり、最近生徒様の活躍が顕著です。
戯曲集を翻訳し出版した生徒様は月城典子(※本名:高橋典子)様。
月城様は大学でアメリカ演劇の講義を持つかたわら翻訳のお仕事もされている方で、歌えるコースに入会されて10ヶ月目の生徒様です。
月城様はクラシックギターを永く学んでいたそうですが、弾き語りの経験はギター部屋に入会するまでほとんどなかったそうです。
ただ「歌モノ」は好きで詳しくもあり、同世代の私と共通の話題も多く、70年代後半から80年代にかけて活躍したマイケル・フランクスの話などで毎回盛り上がり、レッスン半分と昔話半分といった感じの生徒様です。
そんな月城様が今回翻訳された戯曲集『人生は短い / 月日はめぐる』は、NY在住の劇作家クレイグ・ポスピシル氏の作品集です。
クレイグ・ポスピシル氏は日本ではまだそれほど著名ではないとのことですが、月城様の翻訳は一度読みだすと止まらなくなるほど面白く、ページが残り少なくなったときは読んでしまうのが勿体ないような、出来ればずっと読み続けていたいような気持になる作品でした。
1975年に観たロバート・アルトマン監督の『ナッシュビル』という映画と同じ感じの、グランドホテル形式 で展開していく話の面白さです。
月城様の本は全国の書店(amazonなどインターネットでの購入も可能)で発売されているそうです。
オリジナル曲のCDを創られたのは吉村光子(よしむらみつこ)様、吉村様はある高名な(演歌の)作曲家の奥様でもう5年もギター部屋に通われている生徒様です。
元々ギターも弾けて歌もお上手でしたのでギター部屋に入会する以前からお友達と都内の色々な場所で演奏を楽しんでいたそうです。私は吉村様に歌の創り方や歌い方ではなくギターアレンジをご指導することが多いです。
ギター歴も長く演奏歴もそれなりに多い吉村様ですが、オリジナル曲のCDは今回初めて創られたそうです。
『たからもの / 吉村光子』というそのミニアルバムはギター部屋でではなく吉村様のお友達と外部で創られた作品なので制作中の話など私には説明は出来ないのですが、文字通り吉村様の「たからもの」と言えるCDだと思います。
俺のギター部屋では一人ひとりの経験や好み、個性にあわせたレッスンプログラムを使用し、マンツーマンによる個人レッスンを行っています。
グループレッスンでは得られないキメ細やかなレッスンと柔軟な対応で、はじめての方やブランクの長い方、経験者の方まで、自分のペースでレッスンが受けられます。