俺のギター部屋ブログ

歌謡曲のなかの宝石のような歌

1970年~80年代、学生の私がやったアルバイトの中で一番多かった職種は、レストランやバーでの「ギター弾き語り」の仕事でした。

 

 

当時はライブハウスが今よりも流行っていて、自分の演奏に自信がある学生やプロ志向の社会人は定期的にライブハウスに出演していました。彼らが演奏する音楽のジャンルもオリジナル曲はもとよりジャズ、シャンソン、フォークソング、ロック、ニューミュージックと様々でした。

 

私はライブハウスで演奏する恰好良さよりも酒場での弾き語りでお金をもらうことが好きだったので、出演していた博多のお店はすべて食事やお酒を飲みながら契約したミュージシャンの生演奏が聴けることを売りにする店でした。

 

現在はほとんど無くなってしまったその種の店は給料も良い分、ジャンルを問わずお客様のリクエスト曲を即興で歌えるようなスキルも必要とされていました。なので当時リクエストの多かったジャズのスタンダードや演歌やフォークロックを初老となったいま偶然聴くと、懐かしさから思わず口ずさんだりします。

 

「みだれ髪」という歌は歌謡曲のなかの宝石のような作品だと思います。たぶんもうこんなに格調高い流行歌はこの先だれも創ることはできないでしょう。

アマチュアが人前で歌うにはあまりにもハードルの高い作品ですが、もしひとりでこっそり弾き語りを楽しみたいと思うなら、ガットギターを使えばいいと思います。

 

弾き語りはギター1本と自分の声さえあれば、いつでも、どこでも演奏できます。

憧れのアーティストの曲や好きな曲から挑戦できるので、年齢に関係なく気軽に始められるのが魅力です。

 

みだれ髪202005take2

 

みだれ髪画像

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