俺のギター部屋ブログ
教室主催で送別会をした生徒様の事
先晩、勤務する会社の海外支社(欧州)に単身赴任することが決まった生徒様の送別会をしました。
ギター部屋主催で送別会をしたのは今回が初めてでしたが生徒様は交流会第一回目からの参加者で知己も多く、当日は大勢の参加者がありました。
生徒様は入会するまでギターにさわったことがない上に他の生徒様のように流暢に弾きこなすタイプではなかったので、入会して一年も過ぎた頃交流会で親しくなったある生徒様に「そんな弾き方ではいけません」とダメ出しされたと私に打ち明けたこともありました。
私も「先生は褒めてばかりいてなぜあの弾き方を矯正しないのですか?」と問われた記憶がありますがその時は「本人がそれでよければいいのですよ」とおよそギター講師らしからぬ答えをしたことを憶えています。その時はひとの演奏を器用に「模倣」することの他にもギターを弾く楽しさはあると言いたかったのですが分っていただけたかどうか自信はありません。
入会後一年半が過ぎた昨秋「どうも春の人事で海外赴任が決まりそうだから思い残すことがないように創れるコースに編入してオリジナル曲を創りたいです」と相談されました。
完成した生徒様のオリジナル曲の日本語版の歌詞(生徒様は最後の2ヵ月間で「独語」「英語」「仏語」「イタリア語」「中国語」「スペイン語」の歌詞も創りました)をここにご紹介します。
【追記】
先日最後のレッスンが終ったあと生徒様が狭いギター部屋をぐるりと一周するので「なにしてんだい?」と聞くと「先生、ギター部屋を目に焼き付けていきます」と言って帰っていきました。