俺のギター部屋ブログ
ギターを弾けた後の楽しみを考える教室
俺のギター部屋を開講して先月(5月)で丸六年が過ぎました。
『俺のギター部屋-創れる・弾ける・歌える俺たち‐』という一風変わった屋号は、もう四十年程前から弟子としてお世話になっている日本作詞家協会会長の喜多條忠先生がつけてくださった屋号です。
個人差はあると思いますが、いわゆるギター教室に半年も通えば誰だってそれなりにギターは弾けるようになると思います。
俺のギター部屋もその例に洩れず、ギター未経験の50代60代の主婦が「弾けるコース」に入会した一年後にはスタンダードジャズのソロを演奏するようになったりします。
歌が苦手とおっしゃっていた「歌えるコース」入会の生徒様がしばらくするとしっかりした声量で弾き語りをなさるようになったり…。
最近は「創れるコース」の生徒様が増えてきて、皆さん入会前は作詞作曲の経験などまったく無かったのに、一流のスタジオでオリジナル曲のレコーディングをしたり、南青山の『マンダラ』や『月見ル君想フ』や代官山の『晴れたら空に豆まいて』でライブをするようになりました。
開講後六年が過ぎ長く通われている生徒様の多くは、弾けること、歌えること、創れることはもとより「それが出来るようになった自分が今後日々の生活をどう愉しんでいくか」も考えていらっしゃるようです。
俺のギター部屋では、ギター部屋が主催する生徒様交流会の他にも、生徒様主催の「文化祭」や生徒様のご自宅での「バーベキュー大会」や「卓球大会」「飲み会」など、およそギター教室らしからぬイベントを生徒様自身が企画して、ギター部屋がそれを生徒様にお知らせしています。
昨年夏から始めた元オリンピック競歩選手の生徒様が教える「正しいウォーキングのやり方教室」は今月でもう第三回目の開催です。
俺のギター部屋は生徒様にギターの画一的な奏法を事細かく教えるよりも、生徒様が生徒様なりにギターを弾けるようになってからそれを日々の生活にどのように活用していくかを生徒様と一緒に考えていくことを目的とした教室でありたいと思っています。